achi's ブログ

暇つぶしに(*´∇`*)

初めての台湾

■■台湾な週末■■
- 初台湾(台北)旅行報告書 -

2016年4月22日~24日、そうだ、台湾へ行こう!的なノリで直近予約で行ってきました。
特に大きなネタがあったわけではないけれど、記憶の新しいうちに書き留めておこうと。
台湾旅行に行ったことのある方、これから行ってみようかと思ってられる方、台湾てどこ?てな方、
そうそうそう!!へ~~~ ほー。てな具合で読んでみてくださいませ。

初めに書いておきます。旅行代金これから書く全部込みこみでふたりで65000円です。
国内旅行より安いくらいなのに、超行った感があるやろということで選んだ台湾です。

■4月22日(金)

関西空港国際線トランスアジア航空21:00発、
17時まで仕事をしてからバタバタと出発。
19時が今回ネットで予約した格安ツアーの集合時間だったので途中事故渋滞にあいながらも
18時過ぎに到着。
集合時間まで待たなくてはいけないのかと思いつつ、早くチケットを交換したほうが
少しでもいい座席なのかと、集合を無視してチケット交換。
ネットで予約したので、自分でプリントアウトした紙をもっているだけで、
今時、プリンターのないひとはネットで予約した飛行機にも乗れないのかしらんと思いつつ、
A4の紙もって、トランスアジア航空の窓口へ。
(A4の紙、3枚も印刷してる私達がここにいる。何枚刷っても座席はふたつしかもらえません。当たり前)
紙をちらって見はっただけで、パスポートの提示でなんなくチケット交換。
紙も返してもらったから、帰りもこれでいいみたいなので、次回は印刷は2枚にしよう・・・。
荷物もなんなく預けられて、早く交換した分、2,4,2座席の二人掛けのところにしてくれたんで
素人らしく早めにきてまあ・・よかったか・・と。

んでも、19時集合て書いてあるから、誰かきはるのかと、
19時にはここにいなくちゃいけないのかと、まじめに待ちました。

誰もこーへんし。

誰もこーへんのなら、集合とかかかんと、この時間にはチケット交換をすませてください、とか
書くべきやんかぁ。

ぶらぶらしながら食事をすませ、20時半に出発ゲートへ。
ハンドバッグが赤外線を通るとき、ちょこっと動きが止まるとまだどきどきする小心者です。

やっとあと15分ていう時に、
「出発は21時40分になりました」
どんなにあっさり遅らせてくれるのでしょう。
どんだけ簡単に人を拘束しはるのか。
駐車料金かて・・
て、細かいことを海外に行く人間が言ってたらあかん、とひたすら待ちます。

やっと搭乗。
でも、このトランスアジアのエコノミーはユナイテッドとかに比べると
とても快適でした。まくらと毛布とくれるし足のせるとこもあるし。
後ろの若い子がLCCに比べたらめっちゃええ~~~て言ってましたから、
うちらもこれで大満足。機内食の台湾ぽいのを食べたあと、
(まあ、美味しくはないですが台湾ビールもくれたので、このときはまだやや満足度がありました。)
フライト時間も2時間ほどで、余裕で到着。。と言いたいとこですが
途中、個人のリモコンにキーボードが付いてたので
これは何かとさぐっていたら、ソリティアのゲームがあったので
それで遊んでいたら車酔いもしない私がめっちゃ酔いました。
注意☆飛行機でソリティアはやめましょう。

台湾桃園空港に着いたのは早かったのですが、そこからです。待つ待つ待つ・・
入国手続きにものすごい行列です。
空いてる列があったので、そこに並んでいたら
「ニホンジンアッチアッチ」
注意されました。台湾人専用のゲートに並んでいたみたいです。
日本人てバレたのはパスポートの色なんかなぁ。

またちょっとどきどきしながら無事入国。
そのあと、まずしなくちゃいけないのは台湾ドルへの交換。
心細いからほんまは日本でしたかったけど、レートが相当違うのと、
台湾の空港で簡単簡単!とネットにいっぱい書いてあったので、ここはチャレンジ。

すでにもう、夜中0時ぐらいなので、あいてる窓口は少なくここでも行列。
あとでわかったのですが、もう一か所戻れない出口を出たとこにもあったので、
次回くることがあれば初めからこっちにしよう。
なかなかいっぺん出たら戻れない出口を出る勇気がなかったのです。
日本円2万円だけとりあえず両替。5600台湾ドルになりました。
お札や小銭、いろいろまぜてくれたけど、おもちゃみたいです。
(のち、ツアーガイドさんが両替してくれること発覚。手数料なしでレートも一番
いいのですが、いくらもったはるか不明)

そして今度はホテルまで送迎してくれるツアーの人が待ってくれてるということで、
探してみるとここはすぐに発見。
とりあえず全員揃うまで待ってくださいと、日本語が上手な台湾人のおにいさん。

それが。揃わない。
飛行機が着いてからすでに1時間以上たつのに揃わない。
これがツアーてものなのかと、ここから若干イライラモードが募ります。
「あの・・たばこ吸ってきていいですか・・」
禁煙になってから4時間ぐらいたっているので聞いてみると
「どうぞどうぞー。出て左ですー」
と親切に言ってくれたから、外に出て左に行って、それがまためーーちゃ遠くて、
たばこをふたりで一本吸って、もしも揃ったらあかんから早く戻ろうと戻ったところ、
うちらの団体がいない!!
揃ったんや・・この間に・・
このときはちょっとあせりました。1200台湾ドル払ってタクシー?
両替出来ててよかったけど・・

そしたら向こう~~の方に早足で歩くさっきまでここにいたっぽい人たち。
追いかけましたわ。追いつきましたわ。
揃わない客が私達になっちゃいましたわ。

予定よりもだいぶん遅くなったとかで、それぞれのホテルはあっちこちですから、
台北から臨時バスを用意して二手にわかれると。
ちょっとでも皆さまを早く寝かせてあげたいと。
ええ人やな~~ておもたけど、そらそうです。おにいさんたちは明日も仕事ですもん。

あ、おにいさんは日本語上手ですが、
「混んでいるときは50分1時間かかります。今は空いているので40分かかります。はい。おけ。」
という日本語なので、あってはいるけど文章はおかしい。
日本語の難しさを感じました。

で、台北に40分ほどで到着して、そこから臨時バスの方に私達含む半分。
この臨時バスのおっちゃんは夜中に借り出されて早く帰りたいのか
ものすごい運転でした。
2階建ての大型バスなのに、追い越し車線でまくるまくる。
前にいた軽自動車、信号で止まると私達は二階座席の真ん中ぐらいに座っていたけど、
かろうじて軽の鼻が見えるくらいベッタベタに着ける。
原チャが車よりも多いぐらいの台北なのですが、2ケツ原チャもまくる。
ちょっとでもブレーキかけられたら間違いなく跳ね飛ばして進むでしょう。
交差点付近の角に結構自由にそこらの車が駐車してあるのですが右折(日本でいう左折)の時も
その角度であたらへんのか~~~くらいにかなりのスピードとともにぱっつんぱっつんに曲がる。
基本追い越し車線をこんなに飛ばすバスに乗ったことがないので、
途中からもう面白くなってきて、ほんまこのいけいけ二階建てバスとおっちゃん、
一番前に乗ってたひとは悲鳴あげてたけど、それでまたおっちゃんが燃える。

ホテルについてバッグをおろしてもらったとき思わず
「素敵な運転でした」て言ったら日本語がわかったのかどうかはわかりませんが
めちゃ嬉しそうでした。

ホテルに着いたのは夜中1時でした。
日本時間より1時間遅いので、日本時間でいうと2時やねんけど、
単純なもので、まだ1時やんとちょっと得した気分になった。

それからとりあえずビールを買おうとホテル一階にあるセブンイレブンへ。
ここで異様な匂いをはじめて感じました。
なんなんやろ・・耐えがたい香り。
海外ものはなんぼ緑茶と書いてあっても独特の味がするので、
メイドインジャパンのもんをとりあえず買って室内へ。

となりに24時間のマクド、前にモスとロイホと保険ありまくり。
駅から3分、ランクは☆2つか3つですが、コスパと立地条件に優れたリピーターの多いホテルってことと
もしかしたらタバコが吸えそうなってことでここにしたんやけど、順番に送ってもらう中で最後でよかったなと笑
皆さまええとこに泊ったはるやろから、はずかしやん。

結局法律が厳しくなってタバコは外でしたが、
ま、シャワーも普通に出る、部屋もそこそこ広い、Wifiも普通に飛ぶ、なんら文句なないホテルでした。
室内でタバコ吸ったあともいっぱいあるねんけどね。
そこはおりこうに外まで行きました。

3時すぎ、爆睡。明日は8時半に一日ツアーのお迎えです。

■4月23日(土)

今日のツアーは8時半から夜22時まで遊んでくれるということで、
とにかく初めての台湾なので、そんな長い時間格安で遊んでくれるのかとこれにしたのですが、
しかも昼食夕食ついてるし、
この日からさらに大変な待ち時間の刑にあうのです。

ホテルの朝食が日本円で2000円ほどするのに評判が悪かったのと、
あまり寝てないから食欲もなくコーヒー飲みに早くもマクドへ。
そしたらマックモーニングが39ドル。150円ほど?
食べるしかないでしょ。お得感大好きな大阪人。
コーヒーもまあまあ。値段で大満足。
ここのバイトの女の子、来てすぐなのか私服のまま仕事してるのよ。
んで、男の子ときゃっきゃ笑いながら
ここのレジはわたしよ~~みたいに肘でおしあいながら楽しそうにやってる。
日本ではありえへん光景。でも、楽しそうで微笑ましかった。

そして集合時間。ちょっといかつい感じのツアーのひとに変わりました。

ツアーのしくみは決められた数か所のコースを回るのですが、
全く同じコースのツアーがこの日は6台。GW期などは60台にもなるらしい。
あ~なんでもない時でよかったとこのときは思った。

各観光地で、バスを停めておけるとこがなく、とりあえず降ろすから時間きめてそこにまた集合というシステム。
バスはどっかいっちゃって、戻ってくる集合時間きっちりにいかないと、停めておけないから
ほっていくというシステム。

まじめでびびりな日本人はかなり早めから集合場所に戻っています。
1時間降ろされても、毎回20分はなんもせずに待っています。

あとで気付いたのですが、この日6台のバスがかち合わないように、
順番を変えたり時間稼ぎをしたりするのに、
いかにも観光してるようやけど同じとこをぐるぐる回っているんですね。
看板が漢字ですから、なんとなく何屋さんかわかる。
あれ?さっきも通ったし。。あ、ここも。。。というのが徐々にわかってきます。
これ60台やったらどないなるねん。。

途中でそのまんまの姿で外につるして売ってある肉屋さんがありました。
豚さん皮をはいだ鶏さん。
これは、夏には37度になる台湾でこんなことしてたらすぐに腐る。
腐らないほどさばきたて新鮮よ~という台湾肉屋のシステムだそうです。
朝はまだ触ったら温かったりする・・・
微妙です・・
これをご飯やさんの人たちが買い求めます。

台湾のひとたちは基本、外食らしいです。嫁は楽です。
なので、安く食べれるとこは朝からいっぱい。毎日朝市夜市があります。
ま、こういう話はツアーならではなのですけどね。

そんな話を同じとこをぐるぐるしながら一発目の観光地へ。
行天宮という商売の神様らしく
生年月日、名前、住所を言って こうやってお祈りして、これをこうして・・
手順を丁寧に説明してもらいましたが、
入ってみたら200人以上人がいた。
この人数のお願いを瞬時にきいてくれるとか、聖徳太子も無理でしょ。
なので、簡単に生年月日と・・(一応やっとく)
60歳になるころまでに商売がめちゃ儲かって60歳からいっぱい遊べますように。

絶対聞いてもらえないと思います。

ここで、一緒にバスに乗ってきた台湾人カメラマンに団体写真を撮られます。
あとで売られるんやろな~~と思いながら不覚にも私達ふたりだけの写真まで撮られてしまった。

のちほどやっぱりバスの中でちょっとしっかりした台紙にはさんだ写真を
売りにこられました。
200ドルとかで思ったよりも安かったので、ま、記念にええか・・と。
そしたらうちのところで400ドルって言われました。
二枚あったのよーー 写真・・
旦那が即効、いらん、て言ったら
え??って買うのが当たり前みたいにおもてたおじさんは動揺。
すかさず私が
「300」
て言ったら、おじさんは耳元で小声で
「おけ。ないしょ」
せまいバスのまわりで二枚のひとは400で買ってはるのですから、そら内緒やわ。
あ~~ ねぎっても~た~笑

あ、トイレのお話。
うわさどおり、トイレの紙は流したらだめな台湾。
となりのバケツに捨てるのですが、つい長年のクセで流してしまい、
「お願い・・詰まらんと行ってぇえええ」と祈ること多々あり。
思ったより、綺麗なトイレが多かったけど、
トイレットペーパーがみんなでひとつ・・というところがあって、
先にとってから入る。
途中で行動予定が変わっても無理です。トイレの中に紙はない。
ぐっと我慢の初志貫徹。

掃除中のトイレがあって、おばちゃんが入っていいよというので
掃除のおばちゃんのとなりに入ったら、座ったとたん
普通にドアの下の隙間からモップ突っ込まれて足にがんがん当てられ掃除された。

日本ではありえません!



さてさて。
次に連れていかれたのが
「お茶セミナー」
あいわからずぐるぐるまわりながら。

お茶セミナーはすごかったですよ。
どんだけお茶についての知識が増えるのかと思いきや・・

ひとことでいうと 霊感商法です。

「台湾のお茶はすごいんですよ。これは日本円で15000円ですが
葉っぱが何度も出るのでペットボトル500CCに換算すると一本8円です!
サントリーなんかばからしくて買えませんよ。
台湾人が油っこいものを食べるのに太ってないのはこのお茶をいっぱい飲むからです!
さ!!どなたが買われますか!?今ならこの特製のペットボトルが1700円でつきます!!」

こんな感じでいきなり営業。
4種類ほどのお茶を営業なされます。

「ひのきは台湾が名産です。日本の昔のひのき風呂のひのきは全部台湾のものでした。
その名産のすぐれたひのきで作ったお茶、飲んでみてください!」

確かに。ひのき風呂のお風呂のお湯の味がした。

でもさ・・
このお茶屋さんに台湾の現地のひと、誰もいないじゃないですか。
誰も買いにこないじゃないですか。
全部日本語で書いてあるし。
15000円のお茶を台湾のひとが飲んでると思えないし。
そんでも太ってるひと少ないし。

ここのお店に入る前に、ツアーのひとの説明で、
ここのお茶は本当に一流、すごいお茶です。
そこらのお店でだまされたらだめ。

って、ここでだまされるんやん笑

台北のツアーは、こういう営業目的のツアーなんだとここで気付く。
たっかいお茶買ってるひとがちらほら・・・
日本人は律儀だなあ。

みんなが買い物してる間、暇やからお店の外に出ました。
バスまでまた20分以上。ふぅ・・

ま、タバコは意外に外ではどこでも吸えるんですけどね・・
厳しいときいてちょっとしかもってきてないタバコ、なにげに吸う本数増えています。

こんなパターンで観光地と営業のお店をいくつかまわりやっとお昼ごはん。
ここで初めての台湾料理、いくつかの種類を中華らしく回転テーブルで8人ずつぐらいで頂きます。

ん・・・・
昨日のセブンイレブンの匂いが・・
料理からも全部する・・味もその匂いの味がお茶もする・・
やばい・・おいしくない・・

年齢のせいでしょうか・・。この素材でこの見た目ならこの味と先に頭が判断してしまう。
ところが想像以外のもんが口に入ると、違う!変!と脳が思い、それが結果「まずい」になる?
若い子なんかはまだまだ順応性があり、脳の資料置き場にも余裕があり、
へ~、これはこういう味なんか。とすんなり受け入れる。のかな?

ともかく香りがあかん。がんばってある程度は食べたけど。
まだまだこの先、いろいろ食べる場所に行く予定なんで、昼はこんくらいでええとしよう。

午後の部スタート、今度は足つぼ体験。これだけは別料金でした。30分700ドル。
これをしない人は、その間漢方薬セミナー。
はい、セミナー。これは間違いなくまた漢方薬を買わされる霊感商法です。
せっかく台湾にきてんから、足つぼぐらいしようと700ドルコースに。
50人を超えるマッサージ師さんたちが、出迎えてくれます。カモカモと台湾語でこそこそ言いながら。

はじめ軽く肩を揉んでくれました。
「堅イデスネ。400ドルプラスでモットイイヨ」
「あ~~そうなんですね。でも今回は足だけで。」
「イラナイノ?イラナイ?」
「は・・はい。」
なんだかそれから態度がちょっと変化した気がします。

足つぼをもっといっぱい押してくれるのかと思っていたのですが
私があたった年配の女性マッサージ師さんは、やたら指をごちゃごちゃするのです。
はじめは気持ちよかってんけど、指いっぽんを掴み、その指先を爪でがりがりしだした。
普通にめちゃ痛い。
角質とりとか言うけど、足の指先のなんも鍛えてない部分を爪でがりがり。
想像しただけでも痛いでしょ。
思わず
「いたたた!」って言ったら
「イタイノ?ココイタイノ? 目。目ワルイ」
いやいや、そういう痛さじゃなく皮が剥がれそうな痛さで・・・
「いたっ」
「目。」
ちゃうて~~ 目は超ええねんから・・

芸能人が台湾に行ったら必ずいくマッサージやさんとかで、いろんな芸能人の写真がかざってあったけど
どうも・・眉つばっぽかったです・・
あたった人がよくなかったのかもですが。
旦那があたったおじさんは、30分時間がたつまで同じくるぶしばかりずっと揉んでいました。
この日の夜中、足がつったらしい笑

そして次の観光地、忠烈祠へ。
ここは日本で言う靖国神社みたいなとこで、戦争で亡くなった方の英霊を祀る祠。(書いたけど読めてません)
それを守る兵隊さんがいてて、はじめ 人形?と思った。
そんくらい微動だにせず、表の門と奥の入り口にふたりずつじっと立っている。
30分そのままの体勢で(ほんまに動かないからすごいですよ)
あとの30分で次の4人と交代するのに交代式があるんです。
これが、背中にぜんまいがついているかのような動きをしながら一歩ずつ100mぐらい歩く。
30分かけて持ってる鉄砲をあっち向けたりこっち向けたり回したりしながら(息をあわせて)
コンマ2秒のずれもなく(コンマ1秒は、ずれたと思う)どっかから出てきたリーダー含む5人で
これをやってくれる。
昔からやってる行事がいつのまにか観光地になってしまったらしい。
でも、見ものです。ここは見とくべきかな?
最後の最後まで、カシャン!カシャン!と歩き、出口に帰るまでじっと見ていたら
最後の2歩だけ普通に歩いた。
見てしまった私はちょっと満足した。

ツアーさんの話では、台湾は徴兵制度があるらしいけど、
ここの担当は身長、体重、顔と規定があって、選ばれたいわゆるイケメンということでしたが、
ん~~ ま、まあ。

そのあと興味のないものにはとっても辛い彫刻などの莫大な数がある故宮博物院
長時間放置されました。
3センチぐらいの石をカエルの形にほってある。んー。
白菜の石の彫刻に虫が二匹とまってる。これ、目玉ですが、んー。

絵はおもしろかったんですよ。昔の細かい細かい風景。
彫刻はもひとつわかりませんでした。

ここから夜の部に入ります。
ここまでは、やっぱり建物もあざやかでとてもきれい。
説明がないとわからない部分も多いので、
いっぱいいっぱい待たされるけど、しょっぱなはツアーおすすめでしょう。
交代式の時間とかもばっちりあわせて連れていってくれたし。
文句たらたら書きましたが、格安なので仕方ないです。
半分営業でも、霊感商法でも、仕方ないです。

そして、今回一番楽しみにしてる九ふんへ。
千と千尋の映画の舞台です。
映画になってから観光客でいっぱいになったようですが・・
幻想的な街ということで楽しみにしてました。

離れたところにあるので、やっとぐるぐるまわりの台北脱出。
1時間半ほどかけて、山間の町へ。
雨の多いところとは聞いていましたが、傘をさすほどではないということ。
ところがああああ

着いたらバケツをひっくりかえした雨でした。
ガイドさんが、何十回とここにきたけど こんな雨は初めてです・・・と・・
坂道の階段を歩いてあがっていかないと見れない町なのですが、
階段が川になってます・・
雷もMAX。

先に下のレストランで夕食だったので、その間に雨もマシになるかと、また同じような8人ずつのテーブルへ。
今度は食べれそうかな・・と思いきや!

あかん・・
しかもメニューもほぼ一緒・・・
夕食がだめでも、九ふんでいろいろ食べれると思っていたのにこの雷雨。
強烈な匂いと匂いのする味。
おいしいねーと言って食べてるひとは いなかったなぁ・・

先に登って九ふんから戻ってくるひとは、服はしぼってるし靴もぐしょぐしょ。

それでも、私達のチームのツアー客、女性は根性あります。
ごはんをそこそこに終えて、みんなかっぱきて行く気です。
川やで。無理でしょ・・
服はいいとしても靴ぬれたら明日どうするん・・
よっしゃ!って感じで次々スタートされました。

私達はこのときは諦めました。雷すごいし、ゴルフでもせーへん。

10分ぐらいだけ上って帰ってきたひとの話をきくと、
人だらけの傘だらけで霧もかかって赤ちょうちんどころじゃないと。なんもみえんかったと・・

あ~、やめてよかったとおもてたけど、ちょっと雨がやんだんですね。
今や!!おもて行きましたよ。
靴もぬれずに一応メイン第一段階まで。片道13分のとこ。

ただ、なーーんも食べれませんでした。。写真とってあわてて戻ってまた大雨になりました・・
ここは再チャレンジしたいなぁ・・


そしてツアーガイドさんとも疲れきって最後の夜市へ。
ここでなんと、解散もありだというんです。
ついに・・ついに・・解放してもらえるのか。
喜んで解散コースを選びました。ホテルまでも5駅ぐらいだったので。

夜市の入り口はとてもあざやかで賑わっていました。
でもね。。ちょっとは歩いたけど、またあの匂いがぁああ。充満。
困ったもんです、ほんま。台湾のあの匂いはどうしても体質にあわない。
すでにもう21時すぎていたので、おとなしくホテルに帰って明日に備えることに。
疲れきっていました。

初電車体験。どきどきでしたが異常に簡単。
漢字ですもん。駅名も。自分ら読みで読めますもん。
切符買うのも簡単、ホームは広いけど、色分けでわかるようにしてあり、
10mごとぐらいに、こっちよこっち と親切な看板が。
大阪の方がよっぽど難しい。あ、切符はドンジャラのコインみたいでした。
あれに磁気が入ってるみたいですごい。ピッっと改札口を通れます。

余裕で電車がこなせるのがわかったので、最終日は空港へのお迎えがくるまで
電車で行動することにしました。
ただ・・余裕かましすぎて、ホテルのある駅では降りれたものの、
反対方向にあるいてしまった。
どこがホテルかわからなくなり、こういうときに入れていた携帯の方位磁石アプリでみたところ
方向がぜんぜんちごた。

バイトが終わってバイクに乗るような女の子をみっけたので、聞いてみました。
普通にホテルの名前を言ったつもりでしたが通じません。
そこで登場したのが私が作っておいたアナログのメモ。
A6サイズのメモ帳に大きくマジックで漢字で書いたホテルの名前、それ出して見せてみた。
そこにはホテルの名前と「多少銭?」これを書いておいたのですが
最悪タクシーに乗る場合、ホテルの名前と「多少銭?」いくらですか?なんですが
このふたつ見せたらばっちりだなと。やっぱ最後はアナログやて。

で、女の子にはホテルの名前だけ見せたのですが
即効スマホをとりだし、さらさらと触り、現在地とホテルの場所の地図だしてくれた。
口頭でも一生懸命なんか説明してくれてるねんけど 全くわからないので、
地図をしっかりみせてもろて、しぇいしぇい とお別れしました。
とっても親切なかわいい女の子でした。一般台湾人と話せたわぁ。

ホテルに帰る途中、くら寿司が見えて、入ろうか?と旦那が言ったけど、
いや・・しゃりが台湾風味だったら匂いがしたら全滅でしょ・・ってやめました。
で、ホテルについたら隣の24時間マクドが目に入り・・・
また保険を使いました。

マクドもレタスのみが台湾風味きてました。なんやろ、水の匂いかな・・

後、爆睡。

■4月24日(日)

6時半快適な目覚めで起床。
外にタバコを吸いに出たら隣のマクドが目に入り。またかい。
39ドルマックモーニング・・

ホテルへのお迎えが12時半だったので、得意になった電車で動物園に行くことに決定。
40分ぐらいで動物園につきました。
途中乗り換えもあったけど余裕よ。茶色茶色って見ながら歩くと(10mおきには茶色の看板を出してくれてる)
動物園につけます。

台北に来た時は夜中だったので景色見ず、
昼間の観光は市内の同じとこぐるぐるで、景色らしい景色見ず、
九ふんへ移動の時は爆睡で何も見ず、

この動物園行きの40分で初めてゆっくり台湾の風景を見ました。
この電車が沖縄のモノレールにそっくりな感じで、一番前に運転手さんもいないから
そこに座ってゆっくり見物。

台湾は、富士山より高い山が87個あるらしいです。
人が住める平地が少ないのに人口が2348万人。
同じくらいの大きさの九州の人口は1323万人。
人口密度は世界2位とかの台湾です。

なので、この旅行の間に戸建ての家は一軒も見ませんでした。
ぜ~~~んぶ、マンションというか団地というか。
古いセメントむきだしの感じの大きな大きな団地が、とんでもない場所にまで建っている。
崖っぷちにもいっぱい。
これほんと、大きな地震がきたら最悪な感じ。
山崩れでも、わずかな範囲の中に何千人いたはる?という感じです。
あまり生活感もなく、ほぼ全員が毎食外食というのもわかる気がする。
まぁ、台北の一部やから、台南に行くと違うかもですが。

そんなに人が多いわりに、電車は意外に空いている。

そんな感じでゆったり景色を眺めながら動物園へ。

広大な敷地で、入園料60ドル。やっす。
とてもじゃないけど全部は歩けないなーって思っていたら
動物園の中の汽車がありました。
一番奥まで連れていってくれるみたいなので 乗ることにする。ひとり5ドル。やっす。

ふたりで10ドル、100ドル札だしたら、
「ノー」
って言われた・・お札だめらしい。小銭はないかと・・
今日に帰るから、出来るだけ小銭使いまくってたんで小銭なくて、
財布から全部出して手にとってみたら1ドルコインが7枚・・・
そしたら、その担当のおねいさんが7枚をつかみ取り、
「おけ」

負けてくれた~~笑

そして日本にいない動物も見て、パンダも見て、ホテルに戻ります。

お迎え時間が12時半だったので、ちょっとお腹になんかいれとこうかと
ホテルまで帰ってきて目に入ったのが・・

いやいや、いくらなんでも、もう帰るんですよ。もうマクドなんか行きませんよ。
マクドなんか最近日本でも行かないのに、ここ二日で3回も行ってしまったんですよ。
行きません。

モスです。


モスで、昨日ツアーで一緒だった日本人の御夫婦に会いました。
奥さまいわく、朝食はホテルだったのですが、目玉焼きしか食べれなかったと笑
やっぱりみんなそうなんかな~~~

ええ大人が4人で微笑ましくモスバーガーを食べました。


さて、お迎え。
空港までもぜんぜん余裕で自力で行けそうなのですが、
まぁ無料で連れてってくれるんやから、もう昨日みたいに無理やり置いていかれたり、
待たされたりはないんやから、行き先は空港なんやからと、最後のツアーバスをチョイス。

今回はじめてワゴン車が来まして、この時間に帰る人は少ないのかなーと乗りこむと
5分で降ろされる。

「ここで他の皆さまと合流シマス おけ。
ここで1時間待ちます おけ。
大型バスキマス。おけ。」

降ろされた場所は高級ブランド免税店・・
1時間も・・・まだ遊べたのに・・
1時間あったら・・空港まで行けるのに・・
最後の最後までやられてしもて、こんな店でなにすんねん。
日本で売ってるより値段たかいっちゅうねん!


がっくりきまして、店の前のベンチでぼ~~と人間観察。
一応店には入ったけど、うざいぐらい店員がすぐ寄ってくる。
なので、出てきました。

店の右にファミマがあって、セブンはとても匂いがしたけどファミマはどうかなと入ってみる。

2歩でUターン。同じくかなりきつい匂い・・なんやろ・・
持って帰れるものならこの匂いを持って帰ってみんなに聞きたい。

これ、帰ってきて二日後に書いていますが、まだ匂いを覚えています。記憶だけで匂いを感じるのです。
説明できないのが残念~

そのファミマの前の石段におじさんがひとり座ってて、
暇な私達はそのおじさんを観察しててんけど、
なんかあやしいヴィトン柄の財布を40個ぐらい鞄から出して積み出した。
そしてひとつずつファスナーをちゃんと開くかどうか確認してる。
半分ぐらい丁寧に確認したあと、お弁当を食べだす。
そしてまた、続きを始める。
長財布と二つ折りの2種類があり、丁寧に積んでならべて、(もちろん箱なし)
鞄に片づけだしました。

売るんやろな~~中国でー。

どこで仕入れてきはったのか、高級ブランド店のとなりの階段よ。

その間、続々と、もう帰れると思ってる騙された日本人たちが店で降ろされていく。
10分きざみぐらいで、それぞれの集合時間を言われて・・
モスで一緒だった御夫婦も1時お迎えって言ってたのに、また会いました笑

やっときたうちらの大型バスに乗り込み、空港へ。
自分らで空港に行かなかったことにすごくくやんでいたけど、
ガイドさんの言葉でああーーそうなんかーーと、このチョイスが感謝に変わる。

「預けるバッグにバッテリーはダメデス。おけ?
(これは知ってた)
携帯もダメデス。携帯は手荷物で。おけ。」

台湾の空港では、キャリーバッグが赤外線でひっかかると、そのままラインから降ろされて
放置らしいです。
自分の目で確実に赤外線をクリアしてラインに乗って流れていくのを見に行って確認しないと
そこで降ろされても放送もないから、そのままキャリーバッグを残して日本に帰ってしまった人もあると。

何がだめかは知っていたけど、うっかり、旦那がスマホガラケーの2台もちやねんけど、
電池がなくなったスマホをキャリーバッグに入れていた。

教えてもらわなかったら、台北空港に残されていました。

やっぱり素人はツアーよ!!
富士山の話も人口密度の話もガイドさんが教えてくれたのですもの!!

ツアーよ!!
・・・・・・・・・・・。


最後に空港で、今度は本当に台湾味にチャレンジ。
旦那は牛肉ラーメンみたいなやつ。
私は小龍包。
小龍包大好きなのに、一度も食べませんでした。
生姜の入った醤油だれが、台湾風味をやっつけてくれた。
普通に美味しかった。
今まで出された料理が悪かったんか・・
はじめに入ったセブンのせいなのか・・・

でも、旦那のラーメンは無理でした。スープがまともに台湾。

搭乗ゲートで待っていた女の子たちが
関空で551が開いてたら買って帰るぅ~」
と話してた。
やっぱダメ派の人が多いんかな。

帰りの機内食は全く食べませんでした。フタを開けるのも嫌だった。開けたけど笑

関空の入国の簡単だったこと。
日本て素晴らしい。

おみやげに買ったのはタバコだけ。

こんな旅行でしたが、また行きたい台湾。
なぜ行きたいのか。
単にリベンジです。

ほんまに食べれないのか、もっと試してみなければ。
旅行者なのに電車普通に余裕で乗ってるーという優越感を味わいに。
自分らで空港からも台北入りして、好きに行動させてもらう!

それが出来そうな簡単で安全な台湾です。

ふぅー笑

帰りの阪神高速で漢字だけの看板のトラックを見たとき
「ちゅーろーりんぱーふー」とか自分台湾読みで漢字を読んでる私がいました。