静岡県島田市へ⑤

残念な富士山を後にして、島田に向かいます。

茶畑が見えてきます。

お墓に行く前に、祖父母の家であり父が育った家を見にいってみます。

数十年ぶりの記憶も定かでないので、グーグルアースさんで下調べをしてきたのですが、グーグルアースさんは実にすごいですね。

ストリートビューで見たのですが、それだけでもかなり感動しました。

もちろん、家はもう違った家が建っているのですが、家の横に小さな川がありまして、お盆とお正月に里帰りをしたときに何もなかったころでしたから、何もすることがなく、その小さな川に向かって弟と石を投げたり葉っぱを流したりして遊んでいた場所です。

こんなに小さな川とは呼べないような場所ですが、欄干が新しくなっていたもののまさにこの場所。

小さな川なのに流れだけはとても勢いがあって、その音と周辺の匂いに記憶が蘇り、何とも言えない思いがこみ上げてきました。

なんでもない場所が、私にとってはパワースポットであり聖地であることがわかりました。

川の横の曲がった道、昔はもちろんあぜ道のような道ですが、その曲がり方はそのままで、そこを弟をおぶって私を連れて駄菓子屋さんまでおばあちゃんが連れていってくれた風景が蘇りました。

駄菓子屋さんまでは200mもなかったと思いますが、ちょっと不安になり、すごく遠く感じたもんでした。

家は違う家でしたが、敷地の面積は同じだったので、ここが家の裏だったな・・って記憶に結び付けることも出来ました。

そのあと、お墓にいったのですが、改めてお墓の石の側面を見てみると、先祖代々の名前が刻んでありました。

直系のお墓というものは、ほんとに歴史あるのですね。

たくさんの方がここにいてる。

父がなくなったのは7年前ですが、急な最期でしたので、なかなかゆっくりと思い出すのが辛くあまり考えないようにしていましたが、ほんと、ここにきて、いろいろゆっくり思い出を思い出すことが出来ました。

いっぱい報告もお願いごともしました。

団体さんがいてくれはるから、きっと聞いてくれるでしょう！

団体の皆さま、これからも見守ってください。